アラーナ・ウィルソン

Passages

2022年10月01日(土) ー 10月16日(日)

Alana Wilson, Poem TB Stitch IV (Bistre, Fawn) 2021-2022, Photogravure etching on cotton rag, Print Size:19 x 57cm

この度 GALLERY crossingでは、オーストラリア・シドニーを拠点とするアーティスト、アラーナ・ウィルソンの日本で3度目となる個展「Passages」を開催いたします。

アラーナ・ウィルソンは、陶を主なメディアに、古来から連綿と繋がる普遍的な人の営み、人と自然との関係性に視座を置いた作品を制作している。作品は実用を主題とせず、古代の壺や器、海や水から強いインスピレーションを受け、それらは陶芸の長い歴史に重なる古代の人々が生きた軌跡と、そこから続く現代への時間の流れのメタファーとして表現される。アートや音楽、日々の出会いや旅の影響を受けながら制作される作品は、彼女が生きるリアルな今をうつしながら、私たちの内面にあるルーツに紐づいた本質 – 過去と現在の人類との繋がりを捉えている。日本で3度目の展覧会となる今展は、茶碗を媒体に、ある文章の一節を繰り返し、多様な手法で表したシリーズ作品で構成される。茶碗、陶片、ドローイング、版画という異なるメディアを横断しながら、一貫してただひとつの文章を繰返すことで、茶碗の景色は抽象化され、物語となって私たちの思考の扉を開く。

GALLERY crossing 黒元 実紗

*作品リストをご希望の方はメールにてお問い合わせください。
Photograph by Alana Wilson.

Alana Wilson, Graphite Excerpt, 2022, Ceramic with graphite and wax medium, 12 x 12 x 3cm
Alana Wilson, Poem TB Stitch IV (Bistre, Fawn), 2021-2022 ,Photogravure etching on cotton rag, Print Size: 19 x 57cm
Alana Wilson, Poem TB Stitch V, 2021-2022, Photogravure etching with chine collé on Awakon paper & cotton rag, Print Size: 39 x 29cm
Alana Wilson, Graphite Cloud Piece, 2022, Ceramic with graphite and wax medium, 27 x 37 x 37cm
Alana Wilson, Poem TB, 2022, Earthenware with glaze and ink, 8.5 x 11.5 x 11.5cm
Alana Wilson, Poem TB, 2022, Stoneware with strontium glaze, fired in sand saggar, 5 x 10.5 x 10.5cm

PROFILE

アラーナ・ウィルソン
オーストラリア出身。シドニーを拠点に活動する陶芸家。海底遺跡から発掘された壺のような質感と色調の陶器は、繰り返される実験的な釉薬と焼成による。古代の壺や器、考古学的なもの、海や水から強いインスピレーションを受けている。これまでに、豪州を中心に、アメリカ、イギリスでも作品を発表。
GALLERY crossingでの主な展覧会:2018年「Ode」、2020年「Planets, Mercies, & The Flow:惑星、慈愛、そして 絶間ない流れ」
www.alanawilson.com

INFORMATION

アラーナ・ウィルソン
Passages

2022年10月1日(土)- 10月16日(日)
土日11:30-18:00 平日13:00-18:00
休廊日:10/6(木) 12(水)

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◉アーティストトーク

10.1(土) 14:00~ [予約不要]
オーストラリアより、作家が在廊。今展の作品について公開インタビュー形式でお話しします。ぜひお越しください。*日英通訳あり

今後の展覧会スケジュール

11月5日(土)〜11月29日(日) 山西 杏奈(木彫)
12月10日(土)〜12月25日(日) 光井 威善(ガラス)